独立ネイリストは確定申告が必要?ネイルサロン開業後の税金支払い手順を解説
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ネイリストに確定申告は必要?手順や経費計上のポイントを初心者向けに解説します!青色・白色申告の違いやつまずきやすい点、0円で確定申告を丸投げできる方法もご紹介。
ネイリストの皆さん、確定申告の季節が近づいてくると不安に感じていませんか?
お客様対応やサロン業務で忙しい中、領収書の整理や書類作成は「難しそう…」と戸惑う方も多いでしょう。
本記事では「ネイリストの確定申告」について、初心者でも分かるように優しく解説します。
確定申告が必要なケースから具体的な手順、経費の扱い方、よくあるミスまでしっかり網羅しました。
さらに、プロに任せてラクに終わらせる方法として、0円で確定申告を丸投げできるサービスもご紹介します。
この記事を読めば、確定申告の流れがスッキリ理解でき、自信を持って準備を進められるようになります。それでは、ネイリストの確定申告について一緒に見ていきましょう。
ネイリストは確定申告が必要?

まず、ネイリストとして働く場合に確定申告が必要かどうかは、その働き方や所得額によって変わります。それぞれのケースを確認してみましょう。
専業ネイリストの場合
会社勤めではなく、ネイルサロンの開業などで専業のネイリストとして働いている場合、基本的に確定申告が必要になります。
ポイントは、年間の所得(収入から経費を引いた利益)が一定以上あるかどうかです。所得が48万円を超える場合は確定申告が必要となります。
専業でネイルサロンを経営し、48万円を超える利益が出た年は、必ず確定申告を行いましょう。
副業ネイリストの場合
本業のかたわら、週末だけ自宅でネイル施術を行うなど、副業としてネイリストをしている場合もあります。
給与所得がある場合でも、副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
副業の所得が20万円以下であれば所得税の申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要になる点に注意しましょう。
ネイルサロン勤務(給与所得)の場合
ネイルサロンのスタッフとして給与を受け取っているネイリストの場合、勤務先で年末調整が行われるため、通常は自分で確定申告をする必要はありません。
ただし、医療費控除やふるさと納税などの理由で自ら申告することで税金が戻る場合もあります。自身の状況に合わせて判断してください。
青色申告と白色申告の違い

ネイリストが確定申告をする際には、青色申告か白色申告かを選ぶ必要があります。それぞれの特徴を理解して、どちらが適しているかを見ていきましょう。
青色申告のメリット
青色申告は、正規の記帳方法を採用すれば、最大65万円の特別控除を受けられるなど税制上の優遇が受けられます。
また、赤字を3年間繰り越せるため、開業初期の赤字を将来の黒字と相殺できるメリットもあります。
家族に支払う給与を経費にできる制度もあるため、事業が拡大していくネイリストにとっては大きなメリットとなります。
白色申告のメリット
白色申告は、青色申告に比べ手続きがシンプルで、事前の届出が不要なため、記帳が苦手な方や初めて確定申告をする方にとって取り組みやすい方法です。
必要最低限の記帳で済むため、手間がかからない点が魅力です。
青色申告・白色申告どちらを選ぶべきか?
事業規模や経理にかけられる手間によって選択が変わります。
もし、ある程度の利益が見込まれるなら青色申告で節税効果を狙うのがおすすめです。
一方、開業初年度や経理に自信がない場合は、まずは白色申告で始め、状況が整ったら青色申告への切り替えを検討すると良いでしょう。
確定申告の準備:必要書類と事前にやること

確定申告の準備は、書類の整理とデータの整頓から始めます。ここでは、必要な書類と準備のポイントを紹介します。
売上・経費の記録を整理する
1年間の売上額と経費額をきちんとまとめることが大切です。
ネイリストの場合、施術料金などが売上となり、材料費、家賃、通信費などが経費に該当します。
普段から帳簿や記録をつけ、月ごとに整理することで、確定申告時に正確な数字を把握できます。
必要な書類を揃える
確定申告に必要な書類は以下の通りです。
- 確定申告書(個人事業主用の申告書フォーム)
- 青色申告決算書または収支内訳書(申告方法により異なる)
- 控除を受けるための証明書類(健康保険、生命保険料など)また、経費として計上する支出の領収書はすべて保管し、紛失がないように整理しておくことが重要です。
提出方法の確認(e-Tax・郵送)
確定申告書の提出方法は、税務署への持参、郵送、または電子申告(e-Tax)があります。
特にe-Taxは自宅から24時間申告でき、還付も早く受け取れるためおすすめです。
提出方法ごとに必要な手続きや準備を確認し、自分に合った方法を選びましょう。
確定申告の具体的な手順

確定申告の流れは、書類の作成、提出、そして納税という3つのステップに分かれます。ここではその具体的な手順を説明します。
申告書類の作成
整理した売上や経費のデータをもとに、申告書類を作成します。
まずはメインの「確定申告書」を記入し、青色申告の場合は「青色申告決算書」、白色申告の場合は「収支内訳書」も作成します。
国税庁の作成コーナーや会計ソフトを利用すると、自動計算されるため安心です。
税務署への提出
作成した書類は、選んだ提出方法に従って税務署へ提出します。
e-Taxであればオンライン送信、郵送であれば封筒に入れて送付し、直接持参する場合は窓口で提出します。
提出後、控えを必ず保管し、マイナンバーカード等必要な書類も添付しましょう。
納税と申告期限の遵守
確定申告は、申告書の提出とともに算出された税金の納付が必要です。
通常、翌年の2月16日~3月15日が申告・納税期間となります。
期限内に正確に納税し、遅延やミスがないよう注意してください。
ネイリストが経費にできるもの・できないもの

確定申告では、正しい経費計上が大きな節税効果をもたらします。ここでは、ネイリストが経費として計上できるものと、認められにくい支出について解説します。
経費として認められる主な項目
ネイリストの場合、以下の項目は経費として認められやすいです。
- 材料費・消耗品費:ネイル用品や消耗品の購入費
- 設備・備品費:施術用の器具、チェア、ライトなど
- 家賃・光熱費:店舗や自宅サロンの使用部分に対する費用
- 通信費:電話、インターネット、予約システムの利用料金
- 広告宣伝費:集客のためのチラシ、看板、SNS広告など
- 交通費:業務上の移動にかかる交通費
- 研修費:技術向上のためのセミナーや講習費用
- 接待交際費:取引先やお客様との会食費用
- 保険料:業務用の保険料
- 人件費:従業員や家族への給与(適切な手続きを行った場合)
自宅サロンの場合の経費按分
自宅の一部をサロンとして利用している場合、家賃や光熱費、通信費などは事業用とプライベート用に分け、合理的な按分を行う必要があります。
面積や使用時間に基づき、事業用部分のみを経費として計上しましょう。
経費にならない支出に注意
事業に直接関係しない支出は経費から除外し、正確な科目別に仕分けを行うことで、後々のトラブルを防ぎましょう。
確定申告でつまづきやすいポイント

初めて確定申告を行う際、陥りやすいミスや注意点を事前に把握しておくことが大切です。
領収書や記録の保存漏れ
日々の支出の領収書やレシートを紛失しないよう、必ず整理・保管しておきましょう。記帳の遅れや保存漏れは、後で経費計上できなくなる原因となります。
申告書の記入ミス
申告書の数字の転記ミスや記入漏れは、後から修正が必要になるため、作成後は必ず見直し、正確性を確認しましょう。
締め切り間際の対応
申告期限ギリギリになってしまうと、書類の不備や提出方法のトラブルが発生しやすくなります。余裕をもって準備を進め、早めに提出することを心がけましょう。
税理士に依頼する場合のメリット・デメリット

自分での確定申告に不安がある場合、税理士に依頼するという選択肢もあります。ここでは、税理士に依頼する場合のメリットとデメリットを整理します。
税理士に任せるメリット
税理士に依頼することで、正確な申告ができるのはもちろん、節税アドバイスや書類作成の手間を大幅に省けます。これにより、本業である施術や顧客対応に専念できるメリットがあります。
税理士に任せるデメリット
一方、税理士に依頼するとその報酬が発生するため、費用面での負担があります。また、資料整理など最低限の準備は自分で行う必要があり、完全に丸投げできるわけではありません。
税理士費用の相場
個人事業主の場合、年間売上や依頼内容によって税理士報酬は異なります。
一般的には、売上500万円未満なら数万円~、売上規模が大きい場合は十数万円以上になることもあります。
自身の事業規模に合わせた費用対効果を検討しましょう。
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面倒な書類作成や計算は、専門家に任せることができるので、安心してネイル施術に集中できます。
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サロミーを利用するメリット
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